吉賀町
この地域は、古くから吉賀地方と呼ばれ藩政時代は吉賀三領「上領」「中領」「下領」に属し、参勤交代にも使われた主要街道筋で宿場町でもありました。
受け継がれてきた多くの伝統芸能や文化資源があり歴史の重みを感じさせます。また、当地域の気候と清水により生み出される美味な米は、藩主の食する御米として徴用されたと言われており清流に恵まれた土地でもありました。
(吉賀町HPより)
水源まつり
高津川の水源「大蛇ヶ池」で行われる雨乞い神事に由来する勇壮なお祭り。
手づくりの藁の龍を池にくぐらせ、樹齢千年といわれる一本杉に巻き付けて雨を願う伝統の神事のほか、吉賀町に伝わる伝統芸能「八久呂太鼓」や可憐な踊り子が舞う「よさこい演舞」、神楽の楽師による「恵比須舞」も楽しめます。
(しまね観光ナビより)
萬歳楽(奇祭)
島根県の無形民俗文化財に指定されている萬歳楽は、ことしの収穫を祝い、来年の豊作を祈る祭で、吉賀町の下須地区で500年以上前の室町時代から続いています。
神事に続いて、おわんの底から高さがおよそ24センチにもなる山盛りの「ごはん」をのせた「膳」が運び込まれます。
高く盛られた「ごはん」は残さず食べるのがならわしとなっていて、招かれた客た ちは懸命に箸をすすめます。
間欠泉
木部谷川の側に湧く木部谷温泉「松乃湯」は、古くから弘法の湯として知られています。ここの温泉の特色は間欠泉で、炭酸ガスの圧力で30分ごとに地上1.5メートルまで噴き上げる全国でも珍しいものです。神経痛、リウマチ、関節痛、筋肉痛など多くの疾病に効き目があり、宿泊もできます。泉質は炭酸泉で、ラドンを豊富に含んでいます。
大井谷の棚田
大井谷の棚田は、古文書「吉賀記」によるとおおよそ600年前に山口の基礎を築いた大内氏に仕えた三浦一族がこの地に入り、室町時代末期から江戸時代にかけて築かれたと伝えられています。棚田全体が石積畦畔で造られ、その多くが乱層積の谷積で大井谷の住民が築いたものです。この石積と自然の調和はすばらしい景観を形成し、「日本の棚田百選」に選ばれるなど高く評価されています。
(吉賀町HPより)
農業祭
吉賀町のみんなで作る最大のイベント!
グルメテントでは豚汁や炊き込みご飯、新米のおむすびなど旬の味覚が並ぶほか、地元の取れたて野菜や手作り加工品の販売もあり、もちろん人気の神楽などイベントも盛りだくさん。
六日市会場・柿木会場の2会場で開催されます。
河津峡の鏝絵
吉賀町田野原の蔵に珍しいライオンの鏝絵がある。
背景にアカンサスやベルフラワーなど西洋の石造建築の様式に彫られている。
昭和の始頃、高田初造作。
裏面は家紋を西洋式に作られている。